週刊イングレス・ジャパン

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特集:イングレスの遊び方① CF作り編

今回の特集は、イングレスの遊び方① CF(コントロールフィールド)作りです。

またしても初心者向けの文章です、ご承知おきください。

コントロールフィールド作成の基礎

まずはコントロールフィールド作成の基礎を書き連ねます。コントロールフィールドとは、異なる「ポータル」を3個「リンク」して作成する三角形の領域です。

コントロールフィールド、ポータル、リンク:

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この図では、エンライテンドが取得した(キャプチャーした)緑色の炎のようなものが噴き出るポータル同士を線でつないでいます。この線がリンクです。3個のポータルがリンクされた領域の中も緑色になっていますが、これがコントロールフィールド(CF)です。

ポータルとは?

名所史跡、神社仏閣、石像灯篭、案内板、文化的な建造物、郵便局などなど、市中には多くの「ポータル」が存在します。

ポータルの例:富山城

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このポータルは、はじめは白色をしています。これはどの陣営にも属していない(ニュートラルな)状態です。

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この白いポータルに、あなたの陣営のレゾネーター(増幅器、レゾ)を挿します。

レゾを挿すと、あなたの陣営の色にポータルが染まります。これが、ポータルを取得(キャプチャー)した状態です。

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レゾは8個まで挿すことができ、8個挿すとリンクを出すことが可能になります。

2つのポータルを線(リンク)で結ぶと書きましたが、リンクするには、リンク先のポータルの「キー」が必要です。

キーの例:東京スカイツリー

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リンク先のキーが有り、リンク元のポータルとリンク先のポータルが同陣営の色で、それぞれレゾが8本刺さっていると、リンク元からリンク先へのリンクが可能です。ただし、異なるリンクと交差することはできません。既存のCFの内部でも、通常はリンクを作成することができません。

以上の条件を満たし、3個のポータルをそれぞれリンクするとCFが作成されます。

イングレスの遊び方の基本のひとつは、このCF作りです。

何が楽しいのか?

CF作りをどのように楽しむかにも、複数の楽しみ方があります。

純粋なMU稼ぎ

ひとつは、CFを作成することで得られるポイント(マインドユニット、MU)の実績をより多く稼ぐことです。実績確認画面を開くと、例えば「Mind Units Captured」(取得した総マインドユニット量)という項目があります。この項目を少しでも多く増やすことを目標にする場合があります。

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MUを多く取得して一定のポイントに達すると、「イルミネーター」という実績メダルを取得できます。このメダルは階層式で、より多くのポイントを取得し、それぞれの通過点に到達すると、色が変わります。この色を最上級色(オニキス)にすることを目標にしても良いでしょう。オニキス取得は容易ではありません。味方と協力し、巨大なエリアをCFで覆うことでMUを稼がないと、なかなか取得できないでしょう。

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陣取り合戦

他の楽しみ方として、陣取り合戦をする、すなわち自宅や会社の周りや好みのエリアを相手陣営と奪い合い、自分の陣営色のCFで埋め尽くすというものもあります。

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これは人間の動物としての本能、縄張り意識に訴えかけてくる遊び方です。

ただし、イングレスは自分の行動が他のエージェントに把握されやすい仕組みになっていますので、自宅バレや会社バレに気をつけなければなりまん。個人情報が特定されないように、行動には細心の注意が必要です。

陣営間MU競争

陣取り合戦の発展形として考えれば良いのかもしれませんが、より広い面積、より多くのMUの獲得を陣営間で奪い合うというものがあります。

ゲーム内のスコア確認画面を見ると、あなたのいる地域の陣営別MU数を見ることができます。

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この競争は一定期間ごとに各サイクル繰り返し行われています。この各サイクルで毎回相手陣営より総MU数を上回り勝利することを目指すという楽しみ方です。これも味方の協力が重要になってくるでしょう。

フィールドアート

コントロールフィールドとリンクを活用して、イングレスの画面内に絵を書く遊びもあります。これをフィールドアートと呼びます。

なにかのイベントなどで、味方や時には相手陣営とも協力して作成されることが多いです。

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このフィールドアートは、とある方のご結婚のお祝いに作成した「寿」のフィールドアートです。

多重CF作成、完全多重CF作成

コントロールフィールドを作成するには3個のポータルをリンクして囲むと書きましたが、もし既存のコントロールフィールドを囲むように、外側にコントロールフィールドを作ったらどうなるでしょうか?それは、内側の既存のコントロールフィールドと重ね合わされた領域が濃くなります。更に、既存の内側のコントロールフィールドを形成するポータルと、外側のコントロールフィールドを形成するポータルが同じだったら、どうなるでしょうか?それは、多重コントロールフィールドと言われています。

さしだくうき.xlsx on Twitter: "ほめてー!多重CF上手にできましたー!… "

更に更に、多重コントロールフィールドをうまく作成すると、重ね合わせの濃淡が無くなり、均一の非常に濃い色の多重コントロールフィールドが作成されます。これを完全多重コントロールフィールドと言います。

たいれる on Twitter: "木曜に作った完全4重CFも載せとく。これがPRIMEスキャナで初めて作った完全多重CF。… "

 

コントロールフィールド作成だけでも、これだけの遊び方がイングレスにはあります。

イングレスの楽しみ方はまだまだ沢山種類があり、恐ろしく自由度が高いゲームです。

別の楽しみ方も順次紹介しますので、もしあなたが初心者なら、自分にあった遊び方を見つけてくださいね!