この記事は、2022年のアドベントカレンダーの参加記事です。
イングレスをしていて、歩くだけじゃ、物足りない・・・。そんな思いに身を馳せることは有りませんか?
18連、30連、48連・・・ただミッションを重ねていても物足りない・・・108連、150連のミッションでも、どこか満足できない・・・そんな気持ちを胸の奥に抱えていませんか?
そんなあなた、正にあなたに必要なのはゴーラックなのです。
ただ歩くだけでは無く、自らに9kgの重しを課して、己の肉体と精神の限界に挑む、それこそがあなたの求めているものなのです。
そのことに私、スノーアップル(Snwapple)が気付き、身に知らされたのは、横浜アノマリーでゴーラックを開催するとの報を受けてからでした。
そもそも、ゴーラック社とは
ゴーラックは、アメリカのリュックサックを製造販売している会社です。強靭なリュックサックを作っていることで有名です。そのゴーラック社は、アメリカを中心に世界各所で、多くの野外イベントを企画・実施しています。そのイベントの中で、イングレスとコラボレーションしたものが、イングレスにおけるゴーラックのイベントとなります。
ゴーラックのイベントとは
イングレスを知る人ならば、少なからず聞いたことがあるであろうゴーラック。それはアノマリーと併せて開催される、肉体と精神を追い込み、過酷な行進をして自らを鍛えるイベントとして認識されているものだと思います。ゴーラック参加・達成者は対価としてスキャナー内のゴーラックメダルと物理的なゴーラックパッチを入手できます。
イングレスと関連するゴーラックイベントは、3種類あります。ステルス、アーバン、オペレーション・クリア・フィールドです。
ゴーラック・ステルス・オプスとは
アノマリー前日の午後から日付が変わるころまで行われるイベントです。参加者は20LB(約9kg)のウェイトと2リットルの水を背負い、チームを組んで、何時間も夜に歩き通します。そして、指揮官(カドレと呼ばれます)により与えられるチャレンジをクリアしていきます。レジスタンスとエンライテンドで陣営別にチームを編成し、スコアを競い合います。公式ルールのフェーズ1の部分(ロサンゼルス開催)を抜粋すると、
個々のチャレンジに勝利することで、ステルス・オプス 幹部の裁量により、各陣営は以下を含むがこれらに限定されない貴重なアノマリー インテリジェンスを獲得できます。
シャード ターゲット ポータルの名前と場所、およびスポーン時間。
シャード ポータルの名前と場所、およびスポーン時間。
ステルス・オプスに勝利した陣営は、11 月 12 日 12:00 までに選択した時分を NIA に通知することにより、フラッシュ シャード バトルに 1 つの追加のシャード移動ウィンドウを挿入する権利を有します。
・・・となっています。イベント達成者は、スキャナー内のステルス・オプスのメダルと、物理的に四角のパッチを貰うことができます。
ゴーラック・アーバン・オプスとは
アノマリー当日の午前に行われるイベントです。参加者がチームを組んで20LBのウェイトと2リットルの水を背負って歩き通すことはステルスと同様ですが、得られる報酬がステルスとは異なります。
個々のチャレンジに勝利することで、アーバン・オプス幹部の裁量により、各陣営は以下を含むがこれらに限定されない貴重なアノマリー情報を得られる場合があります。
ボラタイルポータルが出現するWave 番号と出現場所。
イベント達成者は、スキャナー内のアーバン・オプスのメダルと、物理的に四角のパッチを貰うことができます。
オペレーション・クリア・フィールドとは
アノマリー翌日に行われるイベントです。アノマリーの勝敗には関係しません。そのため、陣営別の競争ではなく、クロスファクションでチームを組むこともあります。また、ウェイトを背負う必要もありません。参加者は、主催者から配布された指令書を読み、そこに書かれているチャレンジ項目を効率よく順番を考えてクリアしてゆき、「クールポイント」を稼ぎます。クールポイントは、チャレンジ達成を示す写真を、エビデンスとしてインスタグラムに投稿することで得られます。イベント達成者は、スキャナー内のオペレーション・クリア・フィールドメダルを得ることができます。また、上位ポイント取得チームは、特別な物理パッチを得ることができます。
私とゴーラックとの出会い
始めは、ステルス・アーバン・OCFのゴーラックメダルが欲しい、ただそう思っただけでした。
一端のエージェントならば、きっと誰しも、ふと思ったことのある想い、それはゴーラックメダルが欲しいという想いです。
しかしその願いを叶える人は必ずしも多くは有りません。日程が合わない人、躊躇する人、ゴーラックが何かよく分からない人・・・それらは人それぞれで様々ですが、実際にゴーラックに参加する人は、エージェントの一握りと言って良いでしょう。
強い思い、きっかけ、勧誘、色々な条件が重なった人だけが、実際にゴーラックへの扉を開くのです。
私の場合はというと、上に書いたようにメダルが欲しいと思ったからです。そのことをツイッターで呟いたら、ゴーラックに詳しい方から、やってみたらというお言葉を頂いたことがきっかけとなりました。
それまでのゴーラックに対する印象は、とにかくキツい、一晩中歩く、極限まで腕立てや屈伸をし、限界まで肉体を酷使するというもので、一部の肉体派エリートのみが参加できる特殊特別なイベントだと思っていたのが正直なところです。
しかしながら、参加希望者のテレグラムチャンネルに通され、お話しを伺ってみると、必ずしもそうではないとのことでした。
ゴーラック参加者の脱落率は、ほぼ0%。助け合いの精神が重視され、求められるのは肉体ではなく精神の強さ・・・そのような言葉を頂きました。そして、通常のイングレスの長時間な街歩きに慣れている人ならば参加に支障は無いだろう、そのコメントがゴーラック参加を決意する決定的な後押しとなりました。
参加を決意したあとは、備えるだけです。この時は、ゴーラック開催の約一か月前の頃でした。
もちろん始めは、よく用いられる重しである「鉄板」は持っていませんでしたので、2リットルのペットボトルを数本、リュックサックに詰めて、終業後の夜の街に飛び立ち、10km以上の歩行訓練(ラッキング)を繰り返しました。
また、腹筋、腕立て伏せ、屈伸、マウンテンクライマーなどの運動を取り入れたワークアウトを自らに課し、肉体の鍛錬も行いました。
なにぶんゴーラック参加が初めてなので、ギア(道具、装備)類の調達も必要でした。ゴーラック社製リュックサック、特製の鉄板、ヘッドライトなどの必要な装備も買い揃えました。
そうやって一か月の期間を経て、ついにゴーラックへの参加と相成ったのです。
ゴーラック装備
ゴーラック参加に必要な装備を取りそろえる必要がありました。今回用意したものを紹介します。
ラック(リュックサック):必須装備です。ゴーラック社製のラックがお勧めです。鉄板を入れる小スペースもあります。ラックを持ちやすいよう、各所に取っ手も付いています。反射板を取り付ける場所もあります。
ウェイト:必須装備です。20LB(9kg)の鉄板を用意するのが推奨されていますが、他の物でも構いません。例えば、公園の砂場で詰めた9kg分の砂袋でもOKです。鉄板の入手方法は、ゴーラックのコミュニティに入れば教えてもらえます。
ヘッドライト:必須装備です。日中に行われるアーバン・オプスでも必須とされています。電池交換式が良いでしょう。予備の電池もお忘れなく。
水:必須装備です。2リットル。手軽にいつでも水分補給できる、ハイドレーションを強くお勧めします。
反射材:必須装備です。アーバン・オプスでも必須です。夜間の安全確保に役立ちます。
お金、ID:必須装備です。3千円程度の現金と、ID(免許証、パスポートなど)が求められています。
グローブ:ラックの取り回し、課題の運動などをやりやすくするため、用意することをおすすめします。
栄養補給食:イベントは昼食・夕食の時間に掛かります。おなかが空いたら食べれるものがあっても良いです。
上記の必須装備については、出発前にカドレが確認します。抜けが有るといけませんので、必ず忘れないようにしましょう。
服装については、季節に応じて運動性の高いものを選びましょう。激しく動くときもあれば、しばらく待機する時間も有ったりするので、特に冬は寒暖の差に耐えられるように調整可能な衣服とすることがお勧めです。
ゴーラック・ステルス参加記
場所は高島水際線公園、日時はアノマリー前日の、12月9日17時スタートでした。
開始前の16時ごろには現地に到着し、皆の到着を待っていると、段々と参加者が集まりはじめました。私は初参加なので右も左も分からない状態でしたが、リピート参加者の方も多くいらっしゃったようで、皆さん既知の間柄のようでした。
私にも優しく声をかけて頂き、装備品チェックなどをしてくださいました。準備ヨシ!
16時30分ごろには多くの方がそろい踏みまして、各陣営での事前打ち合わせが行われました。装備品の再確認、カドレの前での心得、隊列の組み方の練習などを行いました。ちなみに参加者は、レジスタンス28名、エンライテンド20名弱、だったはずです(ちょっと正確には覚えていない・・・。)
ちなみにですが、私はレジスタンスですので、視点がレジスタンス側になります。ご承知おきください。
そんなこんなをしているうちにカドレと通訳さんが到着しました。一気に引き締まる現場の空気。両陣営ともそれぞれ隊列を組み、毅然と整列してカドレを迎えました。
カドレからの挨拶のあとは各陣営のリーダーの選抜、そしてカドレ直々の装備品チェックが入りました。素早く装備品を足元の地面に並べる参加者たち。一人ひとりの前にカドレが出向き、不足品が無いことを確認していきました。
その後最初にしたことは、軽いストレッチと、そして基本運動としての腕立て伏せ、スクワット、寝転がっての足バタバタ運動を10回ずつ。これが基本運動の1セットです。
第一競技
そして提示される最初の課題。それは、四つん這い歩き(ベアクロール)とカニ歩き(クラブウォーク)を組み合わせた、各陣営15人ずつによる歩道橋往復リレー競争です。
公園から延びる歩道橋の上り階段をベアクロールで上り、下り階段をクラブウォークで下る。そしてまた、ベアクロールとクラブウォークでスタート地点に戻ってくる。これを15人の隊列を組み、最後の一人がゴールするまでのタイムを陣営間で競う、というものです。
カドレのコイントスにより、レジスタンス先行となりました。希望者15人を選抜し、競技開始!なお、私は気後れして、この競技には参加せずに応援に回りました。参加の15人が列を組んで階段をベアクロールで上っていきます。列組みや各人のスタートタイミングについて指示を出し、応援するリーダー。しばらくすると15人が戻ってきまして、それを残りののメンバーで応援し、そして最後の一人がゴールを迎えました。
エンライテンドも同様のことを行い、ゴールを迎え、カドレによるタイム比較が行われました。結果、レジスタンスの勝利!湧き上がる歓喜の声。
第二競技
公園内で再度整列し、さっそくの第二競技に入ると告げられました。5人選べと言われ、今度こそはと思い、立候補しました。そしてカドレから明らかにされる競技内容は・・・人文字グリフ+指定ポータルのビーチフラッグ!すなわち、カドレ指定のグリフの形を、ラックと5人のメンバーで表現します。正解した陣営から、指定ポータルに向かっての移動が許可されます。指定ポータルに到達したら、ポータルにレゾネーターを差すか、ポータルのレゾネーターを破壊した方が勝ち、というものです。
ルールを明らかにされ、いざ競技スタート。提示されたグリフは・・・「Conflict」!コンフリクト、とは何ぞや?あれじゃないか、と声を上げる私。空中にグリフを描いてメンバーに見せました。
メンバー曰く、「ああ、インベーダーね。」知るかーい!
グリフの点をラック、棒を人で表現するわけですが、人数は5人、点は6個。・・・足りんやん?
カドレ「足りない?そうだよね!そう、離れて待機している残りの人たちのラックを持ってくるのさ!もちろん5人全員で行動してね!」
ぐおー、不足ラックを確保するために全力ダッシュする5人。ラック確保し、スタート地点に戻る。そして、ラックとメンバー5人でグリフを地面上に表現。カドレ、どうでしょうか!
カドレ「点の数が足りないよ。」リーダー「あっ!グリフに使わない点も全て表現しなくては、ってことだよ!つまり、もっとラックを持ってこないと!」カドレ「うんうん。」ぐおーー!!再ダッシュ!不足分のラックを再度確保!そしてグリフを再度表現!どうすか、カドレ!
カドレ「OK!」よっしゃ、これでビーチフラッグ開始、さあ、指定ポータル(500mくらい)に向かってダッシュ!もちろん、自分のラックは背負ってね!
ダダダダダ・・・。走ってみると、皆早い!いや、ちがう、自分が遅いのだ!明らかに遅い!もちろん全力は出しているのだが!
メンバー「スノウさん、頑張って!」が、頑張ってますぅ~!幸い、レジスタンスが先行しているもようで、エンライテンドが追ってくる気配は無い。可能な限り急いで、ポータルを確保!勝利だっ!
スタート地点に戻る途中でエンライテンドとすれ違う、彼らも、ポータルまでは行くのです・・・。
ゴールでは、仲間が歓喜の声で迎えてくれている。余裕が有る振りを見せつつ、ゴーール!
リーダー「スノウさん、大丈夫だよ、体力のある人もいれば、別の役割が強い人もいる。今回グリフをすぐ理解できたのは、スノウさんのおかげさ!」リーダーありがとう・・・。
移動
カドレ「ここに移動してね、1kmくらい先の臨海パークだよ。」皆「はーい!」
二列に並び、皆で臨海パークまで移動。てくてく。みなとみらいの夜景がきれいだなー。
いざ指定地点に着いてみると、入水可能そうな、小さな人口砂浜と海岸!!すわ、これがゴーラックで有名な「入水」ってこと!?
カドレ「これに砂を詰めてね」黒い袋をドサッ。
なるほど入水ではないのかな?サンドバッグを作れとの指示。それに従いサンドバッグを4個ずつ作成する参加者たち。サンドバッグの重さは、18kgのものが2個、9kgのものが2個でした。
第三競技
カドレ「君たちの周りは溶岩だ!そして、この公園の広場に設置されている複数の石のブロックの上と、サンドバッグの上だけが安全地帯だ!さあ5人を選抜し、スタート地点のブロックからゴールのブロックまで、サンドバッグを投げつつ5人全員が移動していくんだ!」なるほど・・・。そのタイムを競うというわけですな。
5人がそれぞれの陣営から選ばれ、競技を開始!ブロックとサンドバッグを使い、巧みに移動していく5人たち。・・・レジスタンスが最初に5人ゴールに到達!勝利!
カドレ「はい、一本目はレジスタンスね。これ三本勝負だよ。」
むふー!二本目開始・・・エンライテンドの勝利。三本目・・・エンライテンドの勝利!すなわち、第三競技はエンライテンドの勝利!
おおぅ、負けてしまった・・・。ここで2対1になりました。気を取り直して、次に行こう次!
第四競技
カドレ「フィールドアート勝負!ゴーラックのマークをフィールドアートで表現せよ!」
なるほど、このマークね。さすがは横浜、ポータルは密度が高い。あまり移動せずとも出来そう。
エンライテンドは早々にチーム内打ち合わせを終え、遠方に移動。おそらく、レジスタンスが妨害するのを恐れてのことだと思いました。レジスタンスは近場でサッとフィールドを作成しました。結果、レジスタンスの勝利!ただこれは、人数が多いレジスタンスの方が有利ではないのか、とは思いました・・・。ここまでで3対1。
移動
カドレからの指令有り。「ワールドポーターズの前にある公園まで来てね。」
皆で隊列を組み、移動。みなとみらいの夜景がきれいだなー!
現場に到着しても、カドレがいない。どこに行ったの?皆で探しましたが・・・スタバに居ました!おおーい!
第五競技
カドレ「サンドバッグはちゃんと持ってきたよね?15人を選び、ベアクロールしながら15人でゴールまでサンドバッグをひきずって運ぶタイムアタックだ!」
ひえー!でも、ちょっとやってみるか・・・。15人だし、一人当たりの負担は少ないはず・・・。というわけで、私も参加!いざスタート!
やってみると、ベアクロールしながらサンドバッグを引きずり、前に投げつつ、進んで行くのは、なかなかのしんどさ。先頭を順番に交代しつつ、4個のサンドバッグを運ぶ・・・。気づいたらいつの間にか先頭にいました。気合と根性でサンドバッグを運ぶ。気づけば自分がずいぶん先行し、仲間は後方に。とはいえ、体力が無いことで定評のあるスノーアップルです。途中で気力が途切れ、先頭を交代しました。
このあたりから、エンライテンドが先行しはじめます。そしてそのままエンライテンドがゴール。もう少し自分が頑張っていれば・・・??と思いながら、点数は3対2となりました。
第六競技
カドレ「サンドバッグ投げ競争タイムアタック!15人!」
15人が順番で、サンドバッグ4個をできるだけに遠くに投げます。サンドバッグまではダッシュで移動!そして、ゴールまで先に到達した陣営の勝ちです!
今度は不参加の自分、応援に回りました。えいやっ、えいやっ、サンドバッグを投げつつ進んで行く参加者たち。
・・・結果は、エンライテンドが勝利でした!ここで点数は同点!あれれれ!
第七競技
カドレ「次の競技はこれ・・・ボップ・イットさ!10人選んで!」
ボップ・イットとは・・・手のひら大のおもちゃに、ひねる「ツイスト」の取っ手と、引っ張る「プル」の取っ手と、押す「ボップ」のボタンが付いたものです。おもちゃが発する声に合わせて、いずれかの動作をプレイヤーが行い、正解がどのくらい続くかを競うものです。「パス」もありますので、パスの場合は隣の人につなぎます。
このおもちゃで、連続正解数を競うという競技です。自分も参加し、いざスタート!
おもちゃが発する声が小さい!なかなかの困難!時間の限り頑張る10人!失敗したら10回の腕立て伏せというペナルティ!さあどうだ!
・・・エンライテンドの勝利!点数は3対4!逆転されてしまいました!
第八競技
各陣営のリーダのラックに、南京錠的な錠前を取り付けるカドレ。何をするのでしょうか?
カドレ「今から番号を読み上げる!覚えて!この番号の中に、解錠する番号の組み合わせが有る!解錠できたら1ポイント!」
うおぉお、読み上げられる番号を必死にメモするメンバー。
カドレ「そして次の競技!」
第九競技
カドレ「この海辺のエリア、1kmくらいをぐるっと一周し、先着した方が勝ち!」
なるほど了解!競技スタート!移動を開始する仲間たち。鍵を開けるのも忘れずに。
しかしこれを両立させるのは中々難しい。どうしても移動がゆっくりになる。これは少人数の方が機動力が高くて有利かなと思いました。
・・・いざゴールに到着すると、既にエンライテンドが先行して座ってる。あちゃー。
ここで点数は3対5。錠前については、エンライテンドも解錠出来ていない模様。
結果
カドレ「さて今回の結果は・・・エンライテンドの勝利だ!」
うあー。始めは順調だったのにい。後半で追い上げられてしまいました・・・。
というわけで、ステルス・オプスはエンライテンドの勝利となり、エンライテンドは翌日のアノマリーにおいてシャードに関する有利な情報を得ました。
カドレ「錠前を翌日のアーバン・オプスまでに開けたら2ポイント、アーバン・オプスが終わるまでに開けたら1ポイントだからな!」
そして皆で集合写真撮影。撮影時のレジスタンスの掛け声は、「楽しい楽しいゴーラック!」
ここで時間は23時過ぎ。私はサッと家に帰り、翌日のアーバン・オプスに備えました。
しかし、「ここからが本当のステルス・オプスだ!」と言って、野毛の繫華街に繰り出した面子も居るとか??
ゴーラック・アーバン参加記
翌日ことアノマリー当日の朝は、ゴーラック・アーバン・オプスです。アノマリーが14時からなので、それまでにアーバン・オプスは終わるはず!開始時間は10時でした。
スタート地点である掃部山公園に集まる参加者たち。レジスタンスは総勢40名弱、エンライテンドは30名弱が集まりました。(人数は正確ではありません。覚えていない・・・。)
両陣営とも、錠前は開いていない模様。2点の権利は失いました。
10時に現れたカドレ「さらに錠前を1個追加する順番に30分ずつトライし、先に開けた陣営に1ポイントだ!」
エンライテンドが先行し、最初の30分の権利を得ました。第一競技の合間に、カチャカチャと解錠を試みるエンライテンド。
第一競技
カドレ「ベアクロールとクラブウォークで公園一周!15人、ステルスに参加していない人から!」
このカドレさん、ベアクロール好きよね・・・。
私はステルスに参加したので、この競技には不参加でした。アーバン・オプスから参加した15人が順番にスタート。両陣営、必死の行軍となりました・・・が、結果は!レジスタンスの勝利でした!
ところが、エンライテンドが追加された錠前を最初の30分以内に解錠!
よって、点数は1対1となりました。
第二競技
カドレ「ストロンゲストポータル!4名!」
説明しよう!ストロンゲストポータルとは、昨日から引き続き使用するサンドバッグ4個を4人で持ち上げ、持ち上げ続けていられる時間を競うという競技だ!
カドレ「自信のある者を選ぶんだ!」
スノーアップル、自信ゼロのため辞退、静観!
いざ競技スタート、両陣営の持久力自慢が勢ぞろいしてサンドバッグを持ち上げ続ける!
・・・結果!レジスタンスの勝利!ウェーイ!点数は2対1だぜ!
ここで、両陣営がそれぞれ、昨日からの錠前の解錠に成功!点数は3対2に!
第三競技
カドレ「トンネル・オブ・ラブ!15人選んで!」
15人が一直線に横並びして、前ならえしながら地面に手をつけます。すると、15人で出来たトンネルが出来上がるので、その間にサンドバックを通し、最初に往復させ切った陣営が勝ちです。人数が多い競技は負担が少ないという打算のもとに、私も参加を決定(注:その考えは時々間違っている)。
競技スタート、皆で声を掛け合い、サンドバックを送るタイミングを合わせます。すいすいと移動していくサンドバック。往復させ切ってみると、レジスタンスの勝利!ヨシ!
カドレ「三本勝負だよ」
はい、それは想定のうちです。三本、がんばりましょう。昨日はそれで負けた競技が有るので、気が抜けません。気合を入れなおして二本目・・・勝利!だが差は縮まってきた!三本目も辛勝!よってレジスタンスの勝利!点数は4対2!
移動
カドレ「昨日の臨海パークに移動だ!」
そうですよね、サンドバッグに詰めた砂を返しにいかないといけませんよね。
そそくさと移動する参加者の行列。移動は苦ではありません。20LBの鉄板もなんのその。
第四競技
カドレ「15人で、サンドバッグ4つをひとつづつ順番に、坂を下って砂場まで置いてこい!置いて戻ってきたら、次の人がスタートだ!4つ置いてきたら、次の4人は取りに行くんだ!スタート地点まで持ってこい!」
場所は砂場まで続く300メートルほどの緩やかな坂道。サンドバッグを持っていくか持ってくるかして、坂道の往復を全力ダッシュするという競技です。自信ありませんでしたが、ここで参加しておかなければゴーラック・アーバンに参加した意味が無いと思い、参加を決意。
ところが、いざやってみると地獄!サンドバッグを持った上り坂のきついこと、きついこと!昨日のビーチフラッグ並みの厳しさです。厳しすぎて、激しい頭痛に見舞われるほど。競技参加後は、30分くらい動けませんでした。
結果は!レジスタンスの勝利!いぇーい!点数は5対2に!
そして、競技後にサンドバッグの中の砂は、初めにあった砂場に無事返されましたとさ。
第五競技
カドレ「腕立て伏せに自信のある者!一名ずつ!カモン!」
ゴゴゴゴゴゴゴ、完全に1対1のガチ勝負です。各陣営、なかなか希望者が出ません。
「しょうがないな・・・」ということで、ベテラン勢の方がお一人ずつ、立候補なされました。
いざ、競技開始!気力と体力と根性と精神力の勝負!
1,2,3,4,・・・・だんだんと、エンライテンド側の方が苦しそうになってきました。響くうめき声。われらがレジスタンスの方は、淡々と腕立て伏せをこなしていく・・・!これは感動ものです。アーバン・オプス参加者の皆で固唾を飲んで見守り、応援し続けて・・・結果、レジスタンスの勝利!SUGOI!これは大変に印象深い戦いとなりました!
点数は6対2となりました!
結果発表
カドレ「レジスタンスWin!」
うおおおお!昨日の雪辱を今日晴らしました!
レジスタンスには、ボラタイルポータルに関する情報がシェアされました!
最後には、カドレ自らに全員に対してパッチの配布と熱い握手、そして全員での集合写真が撮られました!写真の掛け声は、やはり「楽しい楽しいゴーラック!!」
カドレとも一緒に写真を取りました。
そしてアノマリーへ・・・
サンドバッグの坂道往復競技ですっかりダメになった私、少し休憩して、いざ戦場の地たるアノマリーへと出向いて行きましたとさ・・・。
オペレーション・クリア・フィールド参加記
アノマリーの翌日は、オペレーション・クリア・フィールドです。イメージ的には、ごみ拾いでもするのかな?という感じですが、実際は違いました。
カドレから与えられた指令書をもとに、指定箇所で指定行動を行い、インスタグラムにアップします。そして得られる「クールポイント」を稼ぎ、チームで上位を目指すというものです。チームは、あらかじめテレグラムで募集して編成を完了していました。
昨日のアーバン・オプスと同様、掃部山公園に集合する参加者たち。
チームごとに整列し、カドレから指令書を与えられました。
指令書に書かれた内容は様々。
「指定の公園に行き、皆で運動する様子をインスタにアップしろ」
「イングレス同様、10周年を祝うものを見つけ、祝福の歌を歌え」
「コスプレやピクニックをしている人たちと集合写真を撮れ」
「呑んで騒ぎ、その様子をアップロードしろ」
などなど・・・。
10時から14時までの間、6ページに渡る指令書の内容を可能な限り多く実行し、インスタグラムにアップロードしてクールポイントを稼いだチームが勝利となります!
我がチームは真面目に各課題をこなしていき、4時間中ずっと歩き、クールポイントを稼ぎ続けました。最低30ポイントのクールポイントを稼ぐのが必須です。
14時には、指定のゴールたる公園に到着し、最終結果報告を待ちました。
14時半に結果発表となりました。何しろ初参加の急造チームですので、上位は期待していなかったのですが、結果は3位タイ!予想以上の好戦でした!
そして写真撮影。「楽しい楽しいゴーラック!」の掛け声は有りませんでした。どうして?寂しいですね。
表彰とパッチの配布と記念撮影で、時間を見れば既にほぼ15時。17時まで開催の頒布会に向けて、猛ダッシュを決めたスノーアップルでしたとさ。
終わりに
グーグルプラスが亡き今、ゴーラックの体験記を見つけるのは容易ではありません。そこで、現場の雰囲気を残すような記録をしておきたいと思い、この文章を書きました。
これを読んで、次回はゴーラックに参加したいと思う人が増えてくれれば幸いです。
ここまで、長い文章を読んでいただき、大変ありがとうございました!