イングレスのエイプリルフール
過去のエイプリルフールでは、スキャナー内がトーストだらけになるなどのイベントを仕掛けてきたナイアンティックですが、今年のエイプリルフールはどうだったでしょうか。
Ingress公式ツイッター(現X)アカウントの4月1日の投稿は、以下のような画像の大量投稿でした。
— Ingress (@ingress) April 1, 2024
全ての画像は以下の公式ニュースにもまとめられています。
一見、何のことかと思いますが、画像を拡大して良く見てみると、毎度おなじみのトーストが描かれています。
イングレスでトーストが登場するようになった経緯は、こちらの記事に詳細が記載されていますが、トースト通知機能をナイアンティックがテストしたときの全ユーザーへの送信ミスに由来するものです。(トースト通知とは、スマホの画面上部に表示された後に消えてしまう通知方法です。)
この送信ミスが話題となり、トーストがイメージ化され、その後のエイプリルフールなどの機会に使われるようになったという流れです。
その意味では、今回のエイプリルフールにもトーストが紛れ込んでいるのは、定番とも言えます。
しかし今回のエイプリルフールそれだけではありません。更に画像を見てみると、全ての画像に文字列が刻まれています。その文字列は、いわゆるパスコードです。
インテルマップ、もしくはandroid機の場合はスキャナー内で入力できるコードで、何かしらの報酬が得られます。今回の場合は、「1XM」が報酬でした。
なお、パスコードには期間もしくは使用人数上限が有り、今から入力しても「Fully Redeemed」(既に目一杯使われたよ)となります。
このようなパスコードを発見・解読する行為は、「デコード」と呼ばれます。
デコードがどのようなものかは、当ブログの以下の記事でも紹介したことがありますので、参照くださいませ。
イングレスの楽しみ方11 デコード(暗号解読)前編 - 週刊イングレス・ジャパン
イングレスの楽しみ方12 デコード(暗号解読)後編 - 週刊イングレス・ジャパン
画像から文字列を見つけるだけなら、デコードと言えるかも微妙なラインではありますが、私としては、この画像や文字列に、何か更なる意味や更なるパスコードが潜んでいるのではないかと邪推しています。しかし確認して得心するまでのスキルが無く、難儀しております。もし何かご存じの方がいらっしゃいましたら、お教えくださいませ。
ちなみにですが、今回の元ネタとして使われた絵画や画像には、そのオリジナルの制作背景や意図を鑑みて、今回のような用途として使用することに適切性が有るのかという疑問の声が有ることは、ひとつ記しておきたいことです。
テレグラムでのデコード案件
イングレスのユーザー間で良く利用されるSNSのひとつとして、「テレグラム」があります。高機能で使いやすく基本無料のLINEに近いものと考えて良いかと思います。
このテレグラムの中に、イングレスの最新情報を配信する、有志によるテレグラムグループが有ります。
そのグループ内にて、4月1日にひとつの投稿が有りました。
この画像は一見、意味不明の通信文ですが、デコードマニアにはすぐ分かります。これこそデコード案件で、この画像にはパスコードが隠されているのです。
例えば以下の文字列などは、怪しさ満載です。
この文字列を含めたデコードの仕方と結果については、素晴らしい解説記事が公開されていますので、以下に引用させて頂きます。
デコードの真髄に触れたい方は、是非ご覧になってみてください。
これこそがイングレスのデコードです。
イングレスレポート更新!?
2016年頃までは、ナイアンティックはイングレスでの出来事を「イングレスレポート」というYoutubeチャンネルで定期的に配信していました。
それは当時のアノマリーでのバトルの現地レポートであったり、新しいストーリーの提示であったり、デコード案件のさりげない公開であったりしました。
しかしこのイングレスレポートが公開されなくなって早7年。
突如、一本のイングレスレポートが、4月4日に別のチャンネルから配信されました。
最新のアノマリーに関する情報をまとめた内容となっています。
どうもこれは、ユーザー有志によるイングレスレポートをオマージュした再現的動画のようです。
あの懐かしくもあるイングレスレポートを復活させるという、熱い気持ちの現れですね!すごい!
今後も新作が公開されることを願っています。
キンキラキンのイングレス?
これはGoogleのプレイストア上だけでのことのようなのですが、イングレスのアプリアイコンが金色になっています。
次回アノマリーに向けた変更とのことですが、実際のスマホ上でのアイコンは、いまだ迷路模様のままです。そのうちアイコンが変わるのかもしれませんね。
痛ましい事件と追悼
3月22日に起きたロシアのモスクワでの銃乱射事件は、大変痛ましい事件でした。
その被害者の中に、イングレスのエージェントがお二人、含まれていたの事でした。
その報を受け、3月28日にイングレスのスキャナー内でビーコンを立て、追悼を行う動きが広まりました。
ツイッター(現X)上では、#LightForIrinauAndAndrejtadのハッシュタグにて追悼の模様を追うことが出来ます。
https://twitter.com/hashtag/LightForIrinauAndAndrejtad?src=hashtag_click
お二人のご冥福をお祈りいたします。