イングレスを始めた方々にお送りしたいこのシリーズ、3回目です。今回はポータルに関連する遊び方です。
ポータル(ウェイスポット)申請
これまでの記事では触れてきませんてましたが、実はポータルの大部分はエージェント(正確にはウェイファラー審査者)が申請することでゲーム上に出現します。イングレスがリリースされた9年前からエージェントがコツコツと申請し、じわじわと増えてきたのです。
ポータル申請はレベル10以降に出来るようになります。リカージョンしてレベル1に戻っても大丈夫です。
基本的には、自分で探したポータル候補の前まで行き、その場で申請するものだと思いますが、離れた位置から後で申請することも可能です。
(注:この記事を投稿したときは、iPhone版にバグがあり、遠隔地からの申請はうまく機能しないようです。)
メニューを開くと、ポータル申請(Nomination)が画面右上側にあります。ここから申請スタートです。
やり方は難しいことはありません。ポータル候補の座標を地図上で選び、ポータル候補写真、ポータル周囲写真と、ポータル候補名とポータル候補に関する説明文を載せるという流れです。
申請したポータルは、資格のあるナイアンティックゲームプレイユーザーにより審査されます。審査の結果が合格ですと、ポータルとして実際に出現します。
もしあなたの身の周りにポータルが少ないようであれば、ポータル候補を探して申請してみると良いでしょう。
なお、ポータル申請という書き方は実は正確ではありません。なぜなら、ポータルとして申請した候補は、ポケモンGoやピクミンブルームなど、他のナイアンティック社製位置情報アプリでも使用される、共通情報です。正確にはウェイスポット、と呼ばれます。ですので、もしあなたがウェイスポットを申請するときには、「ポータル」や「XM」などのイングレス用語を含めないようにすることをお勧めします。
このように、自らで家の周りや旅先などで、ウェイスポット申請をするという楽しみ方もあります。
この記事の投稿時点では、ウェイスポット申請に関する実績メダルはありません。
ポータル(ウェイスポット)審査
先ほど、申請されたウェイスポットはユーザーによって審査されると書きました。この審査は、イングレスのエージェントの場合、レベル10以上で審査のテストに合格した方ならば可能です。
審査を行うためのサイトが、以下のウェイファラーです。
あなたがレベル10以上だったら、ログインすることでテストを受けることが出来ます。合格すると、以下のような画面に入ることができます。
画面下部にある審査開始ボタンを押すと、審査可能です。
審査は同一の候補に対して複数のユーザーで行われ、ある基準を満たすとウェイスポットとして登録されます。イングレスの場合はポータルとして登場するわけです。
ちなみにあまり適当に審査していると、信頼性の低い審査員と認定されてしまいますので、ご注意ください。
この審査を行い、ウェイスポット候補が承認もしくは否認されると、イングレス上では「リコン」メダルのポイントが貯まります。
リコンメダル(オニキス):
リコンはウェイファラーの旧称です。
審査は、自身の希望するポータル候補を生やしたいがために、申請者が審査を行うことも多いです。しかし、自分が申請した候補が審査に回って来るかは運次第です。
ポータル写真
あなたがポータルを写真撮影して審査されることで、ポータルの写真一覧に、あなたの写真が加わります。この写真にはイイネボタンが付いており、一番イイネが多い写真がメインで表示されることになります。
富山城の写真一覧の一部:
あなたのお気に入りポータルや、旅先で見つけたポータルの写真をアップロードするのも楽しいでしょう。
ポータルスキャン
ナイアンティック社は、ウェイスポットの3D情報を利用した新たなるARサービスの開発に取り組んでいます。そのため、イングレスではポータルとその周囲をぐるりと撮影して、3D情報をナイアンティック社サーバーに提供する機能があります。それがポータルスキャン機能です。
ポータルスキャンを行い、先行者より高い回数繰り返してスキャンするか、もしくは先行者のポータルスキャンより30日以上経過すると、そのポータルの「スカウトコントローラー」として記録されます。
スカウトコントローラー:
また、スキャンを行った回数でスカウトメダルが、スカウトコントローラーポイントによりスカウトコントローラーメダルが開放されます。
スカウトメダル(ゴールド):
スカウトコントローラーメダル(ゴールド):
ポータルキー集め
ポータル間のリンクに使うポータルキーですが、これをコレクションするという楽しみもあります。ポータルキーには写真が付いているので、旅先のキーを眺めるのも一興です。
以上が、ポータル関連の楽しみ方です。
次回は別の楽しみ方を、まだまだ沢山紹介したい所存です。
それではまた!